ハーブとは何か?種類・定義・歴史をわかりやすく解説|メディカルハーブとの違いも
「ハーブって結局何?」——ハーブを学び始めた方から必ず聞かれる質問です。ハーブティー・ハーブ料理・ハーブコスメ……「ハーブ」という言葉はよく耳にするけれど、実はその定義は意外と広いです。この記事では基本的な定義から種類・歴史までを整理します。
ハーブの定義
ハーブは英語の「herb」が語源で、ラテン語の「herba(草・植物)」に由来します。一般的には「人間の役に立つ植物」の総称として使われます。食用・薬用・香料用・染料用など、人々の生活に有益な植物をハーブと呼びます。日本語では「香草」「薬草」とも訳されますが、どちらか一方だけを指すわけではありません。
ハーブの主な種類と分類
- 食用ハーブ(キッチンハーブ)──バジル・ローズマリー・タイム・パセリ・ミント。料理の風味づけに使う
- メディカルハーブ(薬用ハーブ)──カモミール・エキナセア・バレリアン・セントジョーンズワート。健康サポートに使う
- アロマティックハーブ(香料ハーブ)──ラベンダー・ローズ・ジャスミン。香りを楽しむ・アロマテラピーに使う
- コスメティックハーブ(美容ハーブ)──カレンデュラ・ローズヒップ・カミツレ。スキンケアに使う
ハーブの歴史
ハーブの歴史は人類の歴史とほぼ同じ長さがあります。古代エジプトではミイラの防腐処理にハーブが使われ、古代ギリシャでは医学の父ヒポクラテスが400種以上のハーブを医療に活用しました。中世ヨーロッパでは修道院で薬草栽培が行われ、知識が蓄積されました。日本でも奈良時代から薬草が医療に使われており、漢方として独自の発展を遂げました。
ハーブとメディカルハーブの違い
「メディカルハーブ」はハーブの中でも特に科学的に薬理作用が研究・確認されたハーブを指します。JAMHA(日本メディカルハーブ協会)ではメディカルハーブを「植物が持つ成分の薬理作用を健康に活かすハーブ」として定義し、資格認定制度を設けています。つまり「ハーブ⊇メディカルハーブ」の関係です。
